近年、高度経済成長期に造られた様々なインフラが老朽化を迎えようとしています。
特に、橋梁に関しては全国で「橋梁長寿命化修繕計画」が策定され、従来の事後保全から予防保全型への対応へ維持管理の体制づくりが進められているところです。
このような時代背景を受け、当社では特に社会基盤として重要な道路橋及び横断歩道橋の修繕事業に取り組んでおります。
スーパーホゼン式工法
橋梁の床版長寿命化工法の一つで、車両の通行制限をしないで既設床版コンクリート下面に網鉄筋をテーパー付きT型アンカーで圧着固定し、床版の振動・衝撃を緩和して、ポリマーセメントモルタル吹付け増厚後に低圧でエポキシ樹脂注入を行って既設床版と完全に一体化する下面増厚工法です。橋長10m未満の小規模な橋梁から大規模な橋梁まで幅広くご発注頂いております。
断面修復
コンクリート床版やコンクリート橋柱の剥落部を内部鉄筋の防錆、ポリマーセメントモルタル左官、または吹付を併用した左官により、健全な状態へ復元します。
アロンブルコートZ-X工法、Z-Y工法による剥落防止
道路橋等のコンクリート構造物修繕工事において、コンクリート片の剥落の防止、及び塩害・中性化・アルカリ骨材反応などによるコンクリートの劣化防止を目的とした工法です。
県内では旭大橋、県外では大阪メトロ軌道壁面に採用されております。
設置されてから数十年経過し老朽化しつつある横断歩道橋。それでも通学路等には欠かせない大切な道路施設です。当社は手すりや目隠し板、薄層舗装、防鳩ネット、等の設置はもちろん、鋼材・床板補修・塗装など、永年の経験と技術で横断歩道橋の長寿命化に取り組んでいます。