スタッフブログ『コンクリート構造物の長寿命化対策に関わる技術講習会』を開催いたしました
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『コンクリート構造物の長寿命化対策に関わる技術講習会』を開催いたしました

6月30日名古屋国際センターにおいて

(一社)日本建設保全協会主催 『コンクリート構造物の長寿命化対策に関わる技術講習会』

が開催され、当社が開催事務局として運営業務を担当させていただきました。

 

 

当日は悪天候の中、各官庁様および建設コンサルタント様他民間会社様から多数のご参加をいただくことができました。
この場を借りて厚く御礼を申し上げます。ご参加有難うございました。

 <事務局挨拶>当社代表取締役 前山達彦

 

 

 

 

【プログラム】
・第1部 「コンクリート構造物の維持管理における構造解析手法の活用」

  名古屋大学大学院 工学研究科 教授 博士(工学)
  橋梁長寿命化推進室 室長 中村 光 様

 

・第2部 「補修設計・施工の留意点とRC 床版の長寿命化対策事例」

  一般社団法人 日本建設保全協会 技術部 宗 栄一 部長

 

・第3部 「これからの道路保全」

  国土交通省 中部地方整備局 道路部 道路保全企画官 西村 栄司 様

 

・第4部 「コンクリート構造物の表面被覆材による劣化・剥落防止工法の事例」
  「樹脂系接着剤を用いたコンクリート用あと施工アンカーによる施工事例」

  株式会社 駒井ハルテック 橋梁保全事業室  冬木 邦彦様

 

<第一部> 中村 光 様  <第二部> 宗 栄一 部長
   
<第三部> 西村 栄司 様

<第四部> 冬木 邦彦 様

 

橋梁を含むコンクリート構造物は「壊れるかもしれないし、すぐには壊れないかもしれない」という感覚になってしまいますが、ある日突然、橋やトンネルが崩落し犠牲者が発生する事態が、すぐそこまで迫っていることを今回の講習会で再確認しました。
また、高度経済成長期に建設された橋やトンネルの老朽化の問題が、一気に表面化する前に、点検、メンテナンス、長寿命化対策に危機感を持って取組まないと手遅れになると実感しました。

 

ご講演いただきました、国土交通省 中部地方整備局 道路保全企画官 西村 栄司 様、
名古屋大学教授 橋梁長寿命化推進室 室長 中村 光 様、
ご多忙の中ご講演賜り、心より感謝申し上げます。

また、後援いただいた 公益社団法人 土木学会中部支部様 および
一般社団法人 建設コンサルタンツ協会中部支部様 にも併せて御礼申し上げます。

 

今回の講習会も大変有意義であったと確信しておりますが、この講習会が、愛知県における橋梁長寿命化に少しでも寄与することができましたら幸いです。