建設省トップエンジニアにセミナーを開催
ミャンマー政府建設省公共事業局(PW)・ヤンゴン市開発委員会(YCDC)の訪日メンバー10名に対し、
日本の高速道路の安全施設についてセミナーを開催させていただきました。
概要は以下とおりです。
<ミャンマー 高速道路計画、建設、運営及び維持管理の研修>
1. 研修概要
ミャンマー連邦共和国(以下、「ミャンマー」という)の第一の都市であるヤンゴン市を対象として、
JICAにより「ヤンゴン都市圏開発プログラム形成準備調査(都市交通)」の中で、都市交通マスタープランが策定され、
道路分野では内環状道路、外環状道路及びいくつかの放射道路から構成されるヤンゴン都市圏高速道路の建設が計画されている。
我が国が豊富な実績を有する都市圏での高速道路の建設技術や運営・維持管理技術について、講義や施設見学を通じて紹介する。
これにより、日本の技術の優位性について研修員の理解を深め、今後のヤンゴン都市圏高速道路事業へ導入すべき技術やノウハウの習得を促す。
2. 参加者
ミャンマー建設省公共事業局(PW) 7名
ヤンゴン市開発委員会(YCDC) 2名
Myanmar Enjgineering Society 1名 計10名
3. 提案企業
東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)
4.協力企業
JFEエンジニアリング株式会社
5.実施場所
NEXCO東日本の本社及びNEXCO東日本が管理する建設、管理の現場など
6.研修期間
2015年1月26日(月)~2月4日(水) 10日間
当社は1月28日(水)に「高速道路の建設技術(安全対策施設)」をテーマに講演をさせていただきました。
内容は道路標識、路面標示区画線、視線誘導標等について、国土交通省及びNEXCOの設置基準や設置事例、製品紹介いたしましたが、
ミャンマーの研修生の皆さんからは大変関心を持っていただき多くの質問をいただきました。
今回のセミナーを通じてミャンマー国の高速道路整備に少しでも寄与できましたら幸甚に思います。