ミャンマー ヤンゴン市より交通安全施設のテスト施工依頼がありました。
昨年8月に訪れたミャンマー。民主化改革とともに、急速な経済発展途上にあります。
アメリカやEU、そして日本からも一気にグローバル企業の進出が始まっています。
しかしながら、問題はインフラ整備の遅れ。電力不足と共に遅れているのが道路の整備です。
ミャンマー最大都市ヤンゴンの街の道路は穴ぼこだらけの状態で、雨が降れば水たまりができる状態。
また民主化と共に自動車の通行許可を一気に100倍にしたそうで、大変な渋滞が慢性化していました。
ヤンゴンでは歩行者の飛び出しが多くハラハラしてばかり。
交通マナーもこれからの課題でしょうが、交通事故もかなり多いと推測されます。
その交通安全施設はほとんど整備されていませんでしたので、私が帰国後、ミャンマーで19年前から事業を展開している友人の ABCセキュリティ㈱松原社長 と ヤンゴンのSHWE INLAY CO.,LTDジョニーマー社長 に安全施設のご提案をしました。
ヤンゴン市役所に早速この話を持ちかけていただいたところ、昨年暮れにテスト施工の依頼がありました。
話がとんとん拍子に進んでびっくりです。
場所はヤンゴン市の中心街。
交通渋滞対策として、メイン道路の上に橋をかけ2重構造にした道路で、昨年12月に建設完成・供用されました。
橋の名前は SHWE GON DAI BRIDGE(テュエ ゴン ダイ ブリッジ)。
約700Mの高架橋ですが、S字状に曲がっており、カーブ地点への反射材の設置を ㈱キャットアイ さんのご協力をいただき、ご提案しました。
これから現地企業のお力を借りてテスト施工の予定です。
当社初の海外事業、夢のような話が実現しそうです。